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原告後藤徹氏側準備書面(1)

宮村峻氏、後藤氏の兄妹、新津福音キリスト教会の松永牧師、日本同盟基督教団より提出された答弁書に対し、その誤りを指摘した後藤氏の準備書面(1)を掲載する。なお、明らかに誤記と思われる部分は、適宜修正した。また適宜行空けをし、読みやすいようにした。

平成23年(ワ)第2796号 損害賠償請求事件

原 告  岩本 徹
   
被 告  被告(後藤氏兄) 外5名
   
準備書面(1)

平成23年5月17日

東京地方裁判所民事第12部 御中

原告訴訟代理人弁護士  福 本 修 也


第1 被告松永答弁書について


1 被告松永の不法行為に係る具体的行為を下記の通り特定する。
① 被告松永は,(後藤氏兄)ほか原告の家族らに対し,原告の拉致監禁の方法を事前指導し,これを統括していた(甲9「原告陳述書」11~12頁)。

② 被告松永は,自らが脱会させた元統一教会信者らを率いて,合計20回~30回,原告が監禁されていた部屋(パレスマンション多門607号室)を訪れ,教理や教祖の批判を繰り返し,棄教を強要した。
すなわち,被告松永は,既成キリスト教会と統一教会を比較して「あなたは,どうして味噌とクソの区別もつかないのか」と言って侮蔑し,「メシアという言葉はもともと聖書から出てきている。その聖書から見て,文鮮明がなぜメシアなのか。説明してみなさい」と言い,原告が「誰が何を信じようと自由でしょう。私は,統一原理に感動して統一教会の信者になった。もし私をやめさせたいなら,統一教会の批判ばかり言うのではなく,統一原理以上のものを提示して下さいよ。」と言うと,同被告は「私は,ご両親から,(キリスト教の伝道ではなく)説得を頼まれている。まず,あなたが問題のある統一教会のことをここで真剣に考えることが先だ。ここは,そのための話し合いの場所だ。」と言い,原告が「こんな所に閉じ込めておいて話し合いなどあり得ないでしょう。卑怯だ!あなた方が批判している統一教会でも,人を監禁して信者にするようなことなど絶対にありえないでしょう。」と反論しても,同被告は全く取り合わなかった。

また,被告松永は統一教会の教理解説書である原理講論を批判し,「原理講論には,キリスト教の教理の中で,淫乱が最も大きな罪として取り扱われている,と書いてあるが,これは間違っている。旧約聖書の十戒では,姦淫は七番目で,一番ではない」,「人間の子は人間。サルの子はサル。神の子であるキリストは,神に決まっているでしょう。どうして人間が神の子になれるのか。神の子であるキリストは,神ご自身であるイエス以外にありえない。人間である文鮮明がメシアになれるはずはない。」などと,自分が信仰するキリスト教の教義を絶対視し,一方的に統一教会の教義を異端視して批判した。同被告は,興奮すると時に大声を張り上げ,「統一教会は,犯罪集団だ!」「こんなに金,金と言うのが,メシアのはずがない。イエス様と全く違うじゃないか!」等と喚き立て,原告に精神的苦痛を与えた(以上,甲9「原告陳述書」9~11頁)。


③ 被告松永は,自らが脱会させた約20人の元信者をして入れ替わり立ち替わりマンションを訪れさせ,元信者らが統一教会を脱会した理由等を原告に話させ,連日,監禁状態下で聞きたくもない批判を強制的に聞かされる原告に甚だしい精神的苦痛を与えた(同10~11頁)。

④ 被告松永は,偽装脱会した原告に対し,入信から脱会までの手記を書くように強要した(同13頁)。

⑤ 被告松永は,1998年2月ないし3月ころ,被告松永は荻窪フラワーホーム804号室を被告宮村と共に訪れ,原告が被告松永に新潟のマンションで偽装脱会していたことを告げると,被告松永は,「一度,あなたの頭の中を割って,どのような構造になっているのか見てみたいものだ」と言って原告を愚弄した(同23~24頁)。

2 被告松永は,自らの行為を「牧会活動」などと言うが,同被告のやっていることは,拉致監禁指導及び監禁下での棄教強要である。同被告の指揮下に拉致監禁され,棄教強要を受けた被害者は,原告以外にも多数に上り,今後,これら被害者らの生々しい被害証言を追加提出して行く予定である。

第2 被告日本同盟基督教団答弁書について

 被告日本同盟基督教団(以下,「被告法人」という。)は,被告松永との使用関係を否認するが,仮に被告法人の主張によったとしても,被告法人は,牧師・伝道師に定期的研修を行い,著しい非行があった場合にはその資格を停止・剥奪する権限を有し,牧師の人事について各個教会,当該牧師との合議による人事権を有しているというのであるから(答弁書3頁),本件を含む被告松永による拉致監禁指導・棄教強要行為は上記「著しい非行」に該当し,本来であれば同被告の牧師の資格停止・剥奪権を行使すべきものであることは疑いの余地が無く,しかも,同被告自身これを「牧会活動」と称し(被告松永答弁書2頁),脱会させた元統一教会信者らを自らの教会に所属させ,更なる信者脱会活動に従事させていることなどからすれば(上記第1・1③参照),被告法人の宣教活動・教勢拡大活動の一環としてこれを遂行していることは明かであって,被告法人の使用者責任を免れることはできない。

第3 被告宮村答弁書について

1 被告宮村の不法行為に係る損害賠償請求の事実主張及び行為と損害の因果関係につき下記の通り特定する。

① 被告宮村は,自ら経営する会社の従業員である被告(後藤氏兄)のほか原告の家族らに対し,原告の拉致監禁の方法を事前指導・統括し,かつ,自ら経営する会社の他の従業員を拉致実行者として送り込んだ(甲9「原告陳述書」7頁,21~23頁)。

② 被告宮村は,1998年1月初旬から同年9月頃にかけて,元信者等を引き連れて荻窪フラワーホーム804号室を訪れ,棄教強要を行った。被告宮村らが同室に滞在する時間帯は午後6時頃から午後8時頃までで,当初宮村は毎日来訪し,原告に対し,被告宮村,被告(後藤氏兄)ら家族,元信者ら,合計7人~12,3人が原告が監禁されていた奥の部屋に集まり,あらゆる非難,中傷,罵倒を浴びせかけた。

原告が自由を奪われ人間扱いされない仕打ちに憤り,拉致監禁という許されざる犯罪と人権侵害を行う被告宮村等に対して,「ここから出せ!」,「あんたら,統一教会は人権侵害をしていると言うが,統一教会は人を監禁したりしないぞ!あんたらの方が人権侵害をしているじゃないか!」,「信教の自由を何だと思っているんだ!」と抗議すると,被告宮村は「えらそうなことを言うな。お前に人権を主張する資格などない」,「俺はお前を監禁なんかしてない。家族が保護しているんだ。出して貰いたければ家族に言え」,「お前は全然人の話を聞いていない」,「頭を使え。自分の頭で良く考えろ」,「自分の頭で考えられるようになるまではここから出られないぞ」などと原告を愚弄し,「もし自分の子供が統一教会を辞めなければ,家に座敷牢を作って死ぬまで閉じこめておく」などと脅迫し,棄教を強要した。また,被告宮村らは,脱会強要の最中,原告に対して「馬鹿」,「あほ」といった言葉を頻繁に使い,原告を侮辱し続けた。

被告宮村は,「もし,文鮮明がメシアで原理が正しければ,おれは,この場で腹を切ってやる。しかし,もし,文鮮明が偽物で原理がでたらめだったら,お前は腹を切る覚悟があるか」と言って脅しつけ,「いったい原理のどこが真理なんだ。説明してみろ。」と言い,原告が答えずにいると,統一教会の教理解説書である原理講論等を批判し,「こんなものを信じ続けることができるのは,マインド・コントロールされている証拠だ」と言って原告を愚弄し,さらに,「統一教会の初期には教祖と信者のセックスリレーが行われていた」,「文鮮明は,何であんなに女が好きなんだ」,「今まで何人の女と寝たか見当もつかない」などと何ら証拠もない教祖のスキャンダル話を原告に無理やり聞かせ,原告に著しい精神的苦痛を与えた。原告が「それじゃあ,統一教会に帰って,自分で調べてみるから出してくれ」と言うと,同被告は「だめだ。それに統一教会はいつもウソをつく。どうせ帰ったって本当のことは分らんよ」と一蹴し,原告の監禁を解かなかった。


被告宮村に同行してきた元信者らも,同被告に同調して口々に原告に罵声を浴びせ,(女性)という元信者は,突然,緑茶を原告の顔面に浴びせかける虐待を行った(以上,甲9「原告陳述書」18~19頁)。


③ 原告が荻窪フラワーホームの風呂場の浴槽によじ登り通気口に口をあて「誰か聞いてますかー,ここに監禁されてまーす!,警察を呼んで下さーい!」と助けを求め叫んでいると,被告(後藤氏兄)ら家族から通報を受けて駆けつけた被告宮村は,風呂場に入ってきて,後ろから原告の襟首を掴み,浴槽から引きずり落とし,風呂場から引きずり出した上,奥の部屋(原告が普段監禁されていた場所)まで引きずっていった(同27頁)。

以上の通り,本件拉致監禁及び棄教強要行為につき統括して指揮・命令を行っていたのは被告宮村(及び被告松永)であり,同被告が自ら強制棄教行為を行い,元信者ら家族らをして同行為を行わせっていたものである。これにより原告が被った訴状記載の各損害との因果関係については個々に述べるまでもなく明かである。

2 なお,被告宮村の指揮下に拉致監禁され,棄教強要を受けた被害者は,原告以外にも多数に上り,今後,これら被害者らの生々しい被害証言を追加提出して行く予定である。

第4 被告(後藤氏兄)ら答弁書については,追加の準備書面が出されるとのことであるので,それを待ってまとめて反論を行う。

第5 統一教会のキャンペーン等の主張について
 被告松永,被告(後藤氏兄)ら及び被告宮村は,いずれも,本件は統一教会が行う「拉致監禁キャンペーン」の一環としてなされた不当な訴訟である旨縷々主張しているが,かかる主張こそが正に自分らが長年行ってきた拉致監禁・棄教強要行為を正当化し,恥部を隠蔽するための欺瞞的主張である。

 拉致当時,婚約者もいた原告が12年5か月間もの長きにわたって外部との連絡が遮断されたマンションの一室に自らの意思で居続け,極度の栄養失調状態(甲1~甲4)に陥る食事制裁の環境下に自ら身を置き続けるなどということが常識的にあり得るはずがない。常識を疑われる刑事事件の不起訴処分については,国内外からも厳しい批判の声が多数上がっているものである。

被害者が統一教会信者であるというだけで人権が無視され,家族問題として隠蔽され続けてきたのが統一教会信者に対する拉致監禁・強制改宗問題なのである。その背景としては,まずは司法当局による著しい偏見があるが,個々の事件において被害者は常に1人であって,運良く脱出に成功したとしても物的証拠に乏しいのが実情であり,他方,監禁者側は家族及び強制改宗屋ら多数人がおり,事件化すれば「自分の意思でその場所に行き,自分の意思で留まっていた。拉致監禁ではない。」旨入念な口裏合わせが例外なく行われ,それが不合理な虚偽弁解と知りながらも敢えてこれを追認し,被害者の主張を排斥してきたのが過去の歪んだ司法判断であった(拉致監禁を認めた民事事件も2件存在するが・・・)。

そもそも,本件に係る刑事不起訴処分は厳格な立証が要請される刑事手続きの結果に過ぎず,民事賠償の免罪符にはなり得ないことは当然であって,過去にも刑事不起訴処分とされた事件について民事賠償責任が認められた事例は枚挙に暇がない。

 なお,拉致監禁問題の一般的な背景事情等及び刑事不起訴処分に対する国内外の批判等については,おって詳細立証を予定している。 
2011-05-18(Wed)
 

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福本弁護士、頑張って 

数人の弁護士(バックには何百人もの全国弁連)を相手に、原告側の福本修也弁護士はお一人で闘っておられるのでしょうか。
福本弁護士の仕事量はそれはそれは大変な量でしょう。それもさることながら、精神的なプレッシャーたるや耐え難いものでしょう。

卑怯の極みである拉致監禁行為を日本から根絶するために孤軍奮闘しておられる福本弁護士。心から心から敬服し、応援します。


2011-05-19 08:29 | みんな | URL   [ 編集 ]

No title 

マンションを用いて、多勢に無勢。逃げられないようにして、脱会説得のもようが徐々に明らかになってきました。味噌もクソも区別がつかない 頭の中をのぞいて見たい 等々 具体的に言葉にするとこれほど、人をバカにした虐めしかも牧師という名の聖職者がです。統一教会が、使用者責任と裁判で指摘された時、さぞかし喜んだはず。まあーそれは裁判所が決めることだけれど、松永牧師の所属する、日本同盟キリスト教団にも適用されるのか否か?見ものでありますが、本来なら人の心を癒すはずの牧師が、暴言まじりに伝道これも牧会活動なのか?いっそ監禁場所に十字架掲げてみたら地下教会みたいに。
2011-05-20 09:07 | 小川寿夫 | URL   [ 編集 ]

反対牧師の審判はいかに 

本当にそうです。監禁した場所で、聖書にあるように、断食と祈りで、イエス・キリストに自分のしたことを告白すればいい。”悔い改めよ。天国は近づいた”ではなく、”悔い改めよ。判決は近づいた” と言いたい。拉致監禁に携わり、強制棄教し、精神的暴力(ことばの暴力)までした、牧師たちは、牧師の資格を停止、剥奪されて、当然であろう。
2011-05-20 14:50 | yuriko bohle | URL   [ 編集 ]

人間の性(さが)というものは。 

牧師さんといえども、自分が正しいと思えば、相手に押し付けようとする。特に相手の宗教が間違っていると確信すると、宗教戦争までやってのける。宗教戦争の、一番小さな形態が、拉致監禁と思えばいいのかも。

人間の性(さが)というものは、ちょっとやそっと修業したところで、変わらないものだね。アーメンといくら唱えたって、アーメン、ソーメン、冷ソーメンだね。
2011-05-22 00:50 | 神出鬼没 | URL   [ 編集 ]

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