原告後藤徹氏本人尋問(反対尋問 木村壮弁護士編)-傍聴席は大爆笑!!
そしてその後、木村壮弁護士にバトンタッチ。
後藤徹氏を追い込む絶好のチャンスの時に、ボスである山口広弁護士からバトンを渡されたわけです。
がしかし・・・・。
その後、傍聴席は大爆笑になってしまいました。
墓穴を掘ってしまったというか、痛恨のオウンゴールというか・・・・
今話題に出た,乙ハ27号証がありますね。鍵括弧付きで愛人というふうに書いてあるんですけど,あなたとして,一緒に写っている女性が宮村さんの愛人だという証拠は何かつかんでいるんですか。
・・・・・。
どこかのインターネット上の記事をそのまま持ってきて,そこに掲載したんじゃないんですか。
あの写真を見てですね。
あれは一つの場面なんですけれども,もう一つ続きがありまして,抱擁しているシーンがありましたので。それを見れば,愛人かなと。
そう思ったということですね。
はい。

<後藤徹氏が法廷で言及した宮村氏の抱擁写真>
・・・・・。
覚えてなければ覚えてないで結構です。
そうですね,覚えてない。何分,相当昔ですので。
先ほども少し話が出たんですが,京王プラザでの件があった後に,あなたは教会の責任者には話をしたということなんですが,弁護士に相談するとか,何らかの対応をとることはしなかったと言いましたね。
はい。
それは警察にも相談しなかったということですか。
相談しませんでした。
それはなんでですか。
先ほど言いましたように,学生時代があって,社会人1年目で,私の被害体験,ものすごい自分はショックでしたけれども,それをどうにか社会的にあるいは法的に,あるいは警察に行って,どうにかできるとか,そういうことを考えてどうにかしようという,そういう考えはやっぱり思い浮かびませんでした。
当時,あなたは拉致とか監禁が犯罪になるということは認識してたんですか。
それは認識していました。
あなたの陳述書によると,被告宮村さんは水茎会で拉致監禁の指導をしていたということなんですよね。
そうです。
そうすると,組織的にやっているというふうに認識していたわけですね。
そういうことになりますね。
そうすると,非常に重大なことだと思うんですけど,それでも警察に相談しなかったのはなんでなんですか。
相談すればよかったです,今から考えれば。
しかも,あなたはMFさんもその当時監禁されていたというふうに認識していたわけですね。
はい。
そういう,あなたの認識では現に監禁されている人がいるにもかかわらず,警察に相談しなかったわけですね。それはどうしてですか。
それはMFさんに申し訳なかったと思います。そこまで,私は当時,他人のことまでいろいろ考えるほど余裕がなかったんですね。 自分の恐怖体験と,今日もあのワゴン車をやられるかもしれないと,そういうことで目いっぱいで,MFさんのことはそのときは飛んでましたですね。
山口広弁護士の反対尋問にも登場したMF氏は、後藤徹氏が偽装脱会した当時、監禁状態にあり、後藤氏はMF氏の監禁場所を宮村氏と共に訪れていた。MF氏はその後脱会し、脱会説得者となる。そして、後藤徹氏の本人尋問も傍聴していた。
あなたは,名前を変えて偽名を使って会社まで辞めて,別の部署まで行ったわけですよね。
そうです。
そんなことをするんだったら,まず警察に相談して,検挙してもらおうというふうには全く考えなかったんですか。
そのときは考えが及びませんでした。
あなたは,先ほど京王プラザホテルで部屋に何らかの細工がしてあって鍵が開かなかったというふうに証言してましたね。その鍵の状態について,京王プラザの件が終わった後に,ホテルに確認したりしたことはありますか。
はっきりとは分かりませんけれども,昔の話ですので。はっきりとしたことは言えないので,記憶がございません,ということです。
あと,先ほど,京王プラザに行くときに二人に付いてきてもらったと。で,あなたが,あなたのいう拉致監禁に遭った後,この二人がどういう行動をとったのか分からないというふうに言ってましたね。で,あなたが荻窪栄光教会から逃げた後に,この付いてきてもらった二人とは会わなかったんですか。
会ったかどうかもちょっと記憶にないんですね。
会って,当時のことはどうだったのかとか,そういう話をした記憶もないんですか。
したかもしれませんけど,記憶にないです。
あなたとしては,拉致監禁される恐怖で大成建設を辞めたということなんですね。
はい,そうです。
大成建設に連絡もしなかったわけですね。
連絡はしてないと思いますね。
その理由として,先ほど,お父さんと大成建設のあなたの上司が,あなたと話合いをするにあたって休暇を取ってもらうような措置をするほど密な仲があったから,あなたとしては大成建設に戻ったら捕まるということが想像できたから,大成建設に戻らなかったとおっしゃったんですね。それは間違いないですか。
間違いないです。
だけど,その前のあなたの供述では,あなたは京王プラザでの話をしていた当時,お父さんが大成建設の上司とそういう話合いをしていたことは知らなかったというふうにおっしゃってませんでしたか。
・・・・・。
次の質問をします。あなたは大成建設を辞めた後,ほかの会社への就職活動というのをしたことはあるんですか。
はっきり覚えでないですね。
話を変えますが,フラワーホームでの話。 このときに宮村さんがあなたとの話合いに来るということについて,あなたは事前に承諾していたんですか。
しました。
あなたの陳述書によると,「いきなり来ますね」とあなたが宮村さんに言ったということなんですけど,あなたとしては,宮村さんと話合いをすることは承諾していたんですよね。
しましたよ。その「いきなり来ますね」というのは,承諾してたんですけれども,いつ来るかというのは分かりませんから,2日後か3日後か。
そういう意味ですか。
そういう意味です。
だから,あなたとしては話合いをすることは応じていて,実際に宮村さんが来る度に一番奥の部屋で互いに座って話をしてたということなんてすね。
応じていたというか,そうする以外には選択肢はないなと。
私は応じてたかどうかを聞いてるんじゃないんです。あなたは,宮村さんが来る度に一番奥の部屋で机を挟んでだと思いますけど,床に座って話をしてたということですね。
本当はそんなところにいたくもないし,話もしたくはありませんでしたけれども,嫌々そうしていました。
してたことは確かなんですね。
嫌々してました。
あなたは,あなたの陳述書によると,宮村さんから誹誇中傷を受けたということなんですけど,話し合っている場から立ち上がって外に出ようとか,そういう行動はとらなかったんですか。
ちょっとあったかどうかというのは,私は記憶はないんですけれども。私の記憶ではないですかね,多分。
それと,宮村さんと元信者の方たちの話合いは午後6時から8時くらいまでだったということですね。
はい。
それ以上に夜通しとか夜中遅くまで,宮村さんが話をし続けるということはなかったんですか。
それは記憶にないですね。
あなたは,フラワーホームでは原理講論とか,そういった本を持っていたわけですね。
原理講論はありました。
それを取り上げられたりということはないですね。
ないです。
あなたがそれを読むことは許されていたわけですね。
読んでました。
あと,あなたが風呂場の浴槽によじ登っていたところを宮村さんに襟首をつかまれて引きずりおろされたということですね。浴槽というのはどれくらいの高さがあるんですか。
床にくっ付いているタイプじゃなくて,その上に置いてある。
だから,浴槽の高さが何センチくらいあったかを聞いてるんです。
1メートルくらいあったかもしれません。
あなたはその上によじ登っていたわけですね。
そうです。
それを身長160強の宮村さんがあなたの襟首をつかめるんですか。
つかめました。
あなたはそこから引きずり出されて,あなたの部屋まで引きずっていかれたんですかね。
そのとおりです。
あなたは抵抗したんですか。
その辺にあるものをつかんで,電子レンジとか倒れましたね,ガチャーンといって。ものすごい状態になりました,台所が。
あなたは180センチ以上あるわけですよね。それをかなり年齢の行った,160センチちょっとの男性がずっと引きずっていけるんですか。
引きずっていきます,彼は。力があるんですよ。

<後藤徹氏を風呂場から引きずり出した宮村氏>
あなたはフラワーホームから外に出た後に交番に行ったわけですね。
はい。
交番で,必死に自分は拉致監禁されたと訴えたけど,信じてもらえなかったという話ですね。
そうですね,はい。確かに話はしました。
あなたは当時痩せこけていたわけですね,あなたの主張によれば。
痩せこけてました。
服を脱いで自分の体を見せたりとかはしなかったんですか。
しませんでした。
なんでしなかったんですか。
そこまで気が回りませんでした。
あと,あなたは2008年の7月に■<後藤徹氏の妹>さんとかお母さんの家を訪ねてますね。
はい,行きました。
一人で行ったんですね。
ある方に近くまで付いてきてもらいました。
ただ,一人で行って,その後リビングにまで上がってますね。
上がってます。
すべての反対尋問が終った後、原告代理人福本弁護士の再尋問があり、そのあと、木村弁護士からの再尋問がありました。
被告宮村代理人(木村)
先ほど,宮村さんと会うことを承諾したのは,承諾しないと出してもらえないと思ったからだというふうにおっしゃってるんですけど,宮村さんと会わないと,ここから出さないよということを言われたことはあるんですか。
それは・・・。
記憶にないですか。
記憶にないです。
次回は紅一点、東麗子弁護士の反対尋問です。
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不思議でならないこと
裁判の争点とはほとんど関係ないことなのに、一人ならともかく、どうして二人の弁護士までもが。
後藤さんが下半身攻撃をするような品性なき人物であることを、判事に印象づけようと考えたのか。
仮にそうであったとしても、宮村氏の写真は2枚とも証拠(ビラ)として、裁判所に提出されています。
これらの写真を見れば、誰だって、宮村氏がいかがわしい人物と思うでしょう。
二人の尋問の結果、判事もそのような印象を受けたと思います。
ビラは証拠として提出されていましたが、両弁護士が尋問しなければ、裁判所がスルーするような証拠物です。
なぜ、逆効果になるようなことを尋問したのか。
おそらく、依頼者である宮村氏が「ぜひ、汚名を晴らしたいので、質問してくれ」と頼んだからではないでしょうか。
依頼者と代理人がふつうの関係だったら、弁護士は「それを質問すると、墓穴を掘るよ」と反対したはずです。
しかし、二人の弁護士は依頼者の指示に忠実に従った。弁護士にとっては問題意識のないことゆえ、尋問は通り一遍のもの、というより実に陳腐なものでした。
山口・木村両弁護士と宮村氏との力関係を象徴するような出来事ではないかと思っています。
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