原告後藤徹氏本人尋問(反対尋問 山口貴士弁護士編)-オタク弁護士のマニアックな質問に「何をおっしゃりたいんですか」と質問する裁判長
山口貴士弁護士のツイッターアカウントは@otakulawyer
オタクを自認なさっているだけあって、質問もマニアック。
裁判長からも「何をおっしゃりたいんですか」と質問され、傍聴席が爆笑に包まれるという一幕もありました。
平成9年,97年6月22日にお父さん,■さんがお亡くなりましたけれどもあなたは当時ももちろん統一教会の信者だったわけですけど,統一教会の信者として,お父さんの霊人体は死んだ後,地獄に行ったと思ったでしょう。お父さんが亡くなって御遺体と対面されたとき,お父さんの魂というか霊人体はどこに行ったという認識ですか。
統一教会の地獄というのは神の愛から自ら遠いところに。
そういう質問じゃなくて,地獄に行ったかどうか。
父親が自分の生活において神に認められるような生活をしてれば,それは。認められるというか,段階があるんですけれども。
認められるような生活をしていたんですか,あなたの目から見て。
それは神じゃないから分かりません。
統一教会では,自分の方法,レベルに合った場所を自分が自動的に選んで,行く場所が決まると,そういうふうに教えているわけですよね。
そのとおりです。
統一教会では,霊界というのは一番下の地獄と呼ばれる暗い場所,どんよりしていて普通の人が行く中間霊界,宗教者や功労者の高級霊界があるというふうににも教えられていますよね。そのとおりですよね。
はい。
あなたの認識だと,お父さんというのはどこに行ったの。お父さんは救われているということになるんですか,統一教会の教義において。
それが何の関係があるのかよく分からないんです。
答えてください。
それは先ほど言ったとおりです。
先ほど言ったというのは,あなたの答えは何。
ですから,父親の人生が。
あなたの認識を聞いているわけ。
分からないです。
お母さんがどこに行ったかも分からない。
分からないです。
調書には記載されていませんが、本件とは関係のない質問が延々と続くため、原告代理人が「本件と関係がない質問でしょ」と裁判官に申し立てると、裁判官も山口貴士弁護士に対し「何をおっしゃりたいんですか?」と質問。このやり取りに、傍聴席は爆笑に包まれました。
乙イ1号証,検察審査会の議決文,8ページの下から3行目,それから9ページの1行目にかけてのところにおいての,項目番号で言うと3の(1)の力,ここのところには申立人は統一教会の教えとして家族に教え広めて手を差し延べる対象であることや,■<後藤徹氏の兄>,■<後藤徹氏の兄嫁>,■<後藤徹氏の妹>が教祖を裏切っており,当然天罰を受けることになるとの思いから,家族に誤解を解いて救いたいという気持ちがあると述べており,そのために留まったものと考えていられるという記載があるんですけれども。まず,統一教会の教えてとして,家族に教えて広めて手を差し延べる対象であったこと,■<後藤徹氏の兄>,■<後藤徹氏の兄嫁>,■<後藤徹氏の妹>は教祖を裏切って,当然天罰を受けることになるとの思いから,家族に誤解を解いて救いたいという気持ちがあったと,こういう主題のことを書かれた調書のほうは作成されてますよね。
ないです。それははっきりしてます。そんなこと思ってませんから,私。
そういう調書自体も存在しないとおっしゃりたいのね。
存在しないと思います。それは,だから,調書じゃない内容じゃないですか。
じゃあ、内容のほうなんですけれども、統一教会の教えとして家族に教え広めて手を差し伸べるー--であること、これは間違いないですよね。
それはそうです。
それから、■<後藤徹氏の兄>、■<後藤徹氏の兄嫁>、■<後藤徹氏の妹>が教祖を裏切っており、ということも間違いないですよね。
その表現は何とも微妙ですけれども。統一教会から離れたということは、それはそのとおりです。
当然天罰を受けることになるとの思いがあったことも間違いないですよね。
そんなことはないです。
よくない報いがあるというふうに思ってなかった。
そんなことないです。
統一教会においては、統一教会の教理から脱会して離れるということは罪であるというふうに教えられていないですか。
罪の定義が違います。
罪の定義が違うんたったら、いいことなんですか、悪いことなんですか、統一教会を離れることは。つまり、1度信者たった人が統一教会の教えから離れることについて、ポジティブな評価をするのか、ネガティブな評価をするのか端的に答えていただきたいんですけど。
それは残念ですね。
それに対する報いというのもあるというふうに教えているんじゃないですか、統一教会では。
何をもって報いというのか。その質問はちょっと漠然としていて分からないです。
じゃあ、家族の統一教会についての誤解を解いて救いたい気持ちがあったという趣旨のこともあるんですけれども、そういう気持ちがあったのはそのとおりでしょうか。
救いたい気持ちがあったというのは違います。
統一教会についての誤解を解きたいという気持ちはあった。あなたは統一教会の教えがすばらしいものだと思っているわけでしょう。
思ってます、はい。
それをあなたたちの兄弟と義理の兄弟にももう1度分かってほしいなと、そういう気持ちはあったんでしょう。
今は思っています。当時は難しいと思いました。無理だと思いました。
当時というのはいつの時点の話なのかな。
12年間ですね。
ずっと無駄だと思っていたわけじゃないでしょう。
後になればなるほど、どんどんそれが難しくなるというか。
じゃあ、どの時点ですか。これはもう絶対難しいなとあなたのほうで思われた時点は。
大体、最初はそんなことは考えませんから。最初からです。
今だと、この3人は分かってもらえるかもしれないなと思ってるんですか。
今は係争中ですので非常に難しいんですけれども、いつかは理解してもらいたいなと思っています。
統一教会では、若い人にというのではなくて、既に普通の結婚している人の、いわゆる壮婦の方に対して伝道して、もちろん御主人とか子どもは入信しないという段階で、その人に対してもやっぱりあなたは氏族メシアなんだというふうに言って伝道させたりとか献金を集めさせたりとか、そういうことをしてませんか。
言ってる意味がよく分からない。
つまり、祝福家庭ではない、奥さんだけが入信してて御主人とかはまだ入信してないというような人で、壮婦の人に伝道した場合でも、その女性に対して、あなたは氏族のメシアなんだからと言って、家族に対する伝導をさせたりすることはあるでしょう、統一教会では。
それはありますね。
それから、SKさんという婚約者の方の話をしているんですけど、それは合同結婚式の場で1回会っただけでしょう、会ったのは。
何日間か一緒に時を過ごしましたけど。
そのとき初めて会った人ですよね。
そのとき初めて会いました。
それから、あなたが告訴状を提出しだのに2008年6月ということでよろしいですか。
はい。
告訴状が受理されたのは2008年9月くらいということでよろしいですか。
そうだと思います、はい。
告訴状が受理されるまで随分時間はかかっているけど、それは福本弁護士に御尽力いただいたということでしょうね。
それもあります。はい。
代理人である福本弁護士以外にも協力したり応援してくれる人っていましたか。あなたの事件を警察で告訴が受理されるように。例えば土屋たかゆきという都議会議員の先生とか協力してくれませんでしたか。
知りません。
それから、原告準備書面(4)の23ページ下から2行目から24ページ記載の12と26というところに書いてあることなんですけど、統一教会の信者が話合い中の信者に押しかけて家の一部を壊して侵入し乱闘になった事案とか、あるいは話合い中の信者を戻そうとして統一教会の信者が連れ戻そうとして押しかけた事案とか、そういうことが書いてあるんだけれども、こういう事件というのはあなたの目からすると起きることはやむを得ないという認識なんてすか。それともよくないという認識なんてすか。
それは被告側から書面における。
いや、引用されているのは福本先生の書いた書面において引用されているんですけれども。こっちのほうに書かれている事案。そういうふうに話合い中の信者のところを統一教会の信者が押しかけて家の一部を壊して侵入し乱闘になったりとか。
法律を犯すことはよくない。もちろんそれはいけません。
そういうことはよろしくないというのがあなたの認識なわけね。
もちろん、はい。
でも、準備書面のほうではやむを得ないんだというふうに書いてあるんですけど。
そこをちゃんと読んでみないと分かりませんけれども。弁護士がちゃんと作る書面ですから、違法なことをそこで是認するようなことは絶対書いてないと思います。
宇佐美隆さんという方を御存じですか。
知ってます。
この人は合同結婚式の相手方、相対者が脱会したんですけど、この人は女性を待ち伏せしてストーキングをしたとして、ストーカー規制法違反で有罪判決を受けていると、このことは御存じですか。
はい、聞いたことがあります。
あなたはその人に対して応援とかしてるでしょう。傍聴したりとか。
同情してますね。傍聴はしてませんけれども。傍聴は1回もしてないですね、私は。
応援はしてる。裁判支援というか。
裁判支援というほどのものでもないですけれども、同情はしてます。
そうすると、宇佐美さんがいわゆるストーカーと言われる行為をしたことについてはあなたはやむを得ないというふうにお考えになっているわけですか。
あれは裁判所の認定自体が間違っていると思います。
宇佐美隆氏は元信者に対するストーカー行為で有罪判決をうけてはいますが、現在、最高裁判所に上告中。米本和広氏のブログに上告趣意書が公開されています。
乙イ21号証<文仁進氏のブリッジポートにおける説教の反訳>で、あなた、海外においても御自分が拉致監禁されたというようなことをあちこちでしゃべってますよね。
はい。
仁進という人を御存じですよね、文鮮明の娘の。
知ってます。
インターネット上に公開された仁進の発言、これは乙イ21号証なんだけれども、そこには政府自体がキリスト教牧師と一緒になって、我々の兄弟姉妹の多くを傷つけてきた拉致行為を実行してきましたと、こういうふうな発言を仁進さんがしているんですけれども、こういうことをあなたは仁進さんに伝えたことはあるんですか。
ないと思います。
じゃあ、そういう話は誰かが作っちゃったということですかね。
分かりません。
仁進さんは、また、あなたの家族がディプログラミング組織に150万ドルも渡していました、とあるんですけれども、そういうことをあなたは仁進に対して述べたことはあるんですか。
150万ドルというのは、1500万ですか。
じゃあ、あなたは仁進さんと会ったことはありますか。
あります、はい。
何回くらい。
ちょっと回数は。
複数回。
はい。
150万ドルって、今の為替レートでいうと大体1億3500万円くらい。
当時だと1億2000万くらいかもしれないですけれども。そういうことを述べたことはありますか。
ないですね。
次はついに山口広弁護士の登場です。
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サンドイッチマンか!
サンドイッチマンの漫才!?
山口貴士弁護士の質問はマニアックというより、意味不明。しかも、中途半端なものばかりですね。
何か、とっかかりを見つけて、原告に不利な言質を取ろうとしているんだろうけど…。
ヨーロッパまで行って統一教会の悪口を言いふらすような活動家にしては、質問はパッとしない。
「拉致監禁されていない」という、あり得ない証言を引き出すには、変な質問を連発して、徹さんを怒らせて、頭をおかしくさせる戦法くらいしかないのだろう。
山口弁護士、お疲れさん&ゲラウェイ。
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