証人尋問の報告ー追い詰められ涙で訴える被告側証人
4月8日に行われた後藤徹氏の裁判の証人尋問の様子を簡単にご報告します。
まず、原告側の証人であるMK氏(統一教会信者女性)の主尋問から始まりました。
時間は、50分間でした。
MK氏自身の2回の拉致監禁体験、原告後藤徹氏の監禁マンションにMK氏が来た時の様子、宮村が家族や元信者を指導・支配して拉致監禁をさせていることなどを、ご自身の体験と弟のMM氏の証言を交えながら話しました。
主尋問でのひとつ印象的な場面は、福本弁護士が「弟のMさんが、あなたに対する保護説得なるものは被告宮村指導による拉致監禁であったという内容の陳述書を書いているのですが・・・」との質問をした時に、山口広弁護士がいきり立って「異議あり!そんなこと書いてないでしょ!」と叫んだシーンでした。福本弁護士がMM氏の陳述書を見せながら説明をすると、まさに、福本弁護士が発言した通りの内容が書いてあったため、山口弁護士は沈黙せざるをえなくなりました。
また、MK氏の場合、偽装脱会ではなく統一教会を完全に離れた立場で宮村一派と接していたので、強制説得により価値観が崩壊してしまった元信者がカリスマ性を帯びた宮村に依存せざるを得なくなること、その結果として宮村とその取り巻き女性元信者達が醸し出す異様な雰囲気の話は、説得力がありました。
続いて反対尋問です。
予定時間は、1時間45分。
トップバッターは、宮村代理人 木村壮弁護士(山口広と同じ事務所の30代の弁護士)。MK氏が原告の尋問を傍聴していたことに関して「誰の指示で」「統一教会HPに報告記事を載せることが傍聴の目的だったのでは?」等の質問。MK氏が統一教会の指示で傍聴したと誘導したかったようだが空振り。その後、宮村の指示で家族や元信者が動いていたとの証言を崩そうとして様々な角度から質問するも、崩すことはできませんでした。
2番手は、山口広弁護士。MK氏の経歴に関する質問が続き、特に以下の2点を執拗に質問。
①紀藤正樹弁護士が代理人を務めた婚姻無効訴訟が決着した時期。
②MK氏が韓国語で書いた婚姻無効訴訟に提出した陳述書。
①の質問のねらいは、陳述書との矛盾を突くためで、②はMK氏が「記憶にない」と答えました。
お昼の1時間の休憩を挟んで、引き続きMK氏に対する反対尋問。
3番手は、荻上弁護士。主にMK氏が原告の監禁マンションを訪れた際の施錠の状況や統一教会の問題点に関する質問をしました。
MK氏から統一教会が反社会的な団体との答えを言わせようと執拗に質問をしたため、福本弁護士が「自分の価値観の押しつけだ!」と発言すると、それを受け裁判長が「次の質問に移って下さい」。更に質問を継続しようとするも、福本弁護士からの叱責にあっさり断念。
また、MK氏は後藤氏の監禁マンションの玄関の施錠を見たときの様子をはっきりと証言しましたが、荻上弁護士は、MK氏からは施錠の様子が見えなかったとの結論を導き出そうとして、MK氏を立たせ、身長や施錠の位置など執拗に尋ねる場面もありました。
次の松永代理人、東麗子弁護士と中村周而弁護士がいくつかの質問をした後、山口広弁護士が午前中の反対尋問を受けて弾劾証拠を2通提出しました。MK氏の陳述書に、婚姻無効の裁判が終るまでは解放されなかったとあることと、午前中の山口広弁護士の反対尋問の時に婚姻無効の裁判自体にMK氏は直接かかわっていなかったと証言したことに対して、これを切り崩すために、急遽、取り寄せた証拠でした。
被告弁護人達は、弾劾証拠まで出してMK氏の証言をつぶそうとしましたが、肝心の原告の監禁の事実に関しては全く崩すことができませんでした。
次に、被告側の証人であるOBさん(統一教会元信者男性)の尋問です。
OBさんは、大学4年の時に統一教会に入信。1988年に第1回目の拉致監禁(OBは「話し合い」と証言)をされ、浅見定雄の説得を受けるが偽装脱会により逃走。1996年2月、第2回目の拉致監禁(OBは「話し合い」と証言)を受け荻窪のマンションで宮村の説得を受け同年6月の脱会を決意。1998年に原告がいたフラワーホーム804号室を2~3回訪れる。2001年頃、宮村が経営するタップに入社。2003年、フラワーホーム804号室のトイレに原告の兄(被告の一人)が閉じ込められた際に連絡を受け、兄を助けたと証言。とある書籍にはOB氏の妹がOB氏の救出手記を載せていて、監禁を示唆する内容が多く記載されていたため、原告側から証拠として提出されています。
原告の説得現場に訪れた被告側証人OB氏の主尋問は、山口貴士弁護士から始まり、続いて山口広弁護士、東麗子弁護士により、1時間ほど行われました。OB氏自身が”保護説得”された時には、拉致監禁でなくいつでも自由に出入りできる状態であったこと、原告の説得現場に訪れた時、監禁状態ではなかったこと、及び原告の兄がトイレに閉じ込められた際にマンションを訪れた時の原告の様子などを証言しました。また、自身に対する保護説得の際には、家族が主体となって保護したもので、宮村の役割は家族が相談してアドバイスを受ける程度だった、などと証言しました。
また、OB氏は山口広弁護士による主尋問に対し証言する中で、原告側から証拠として提出があった書籍中の、OB氏の妹が記した兄(OB氏)の救出手記部分について、記述内容がおおむね事実であることを認めました。
次に原告側の福本弁護士による反対尋問ですが、はじめに職歴を尋ね、被告宮村が経営するタップに勤めていたことを答えると、弁護士の「宮村はどんな人物か」との問に、OB氏はもちろん宮村を褒め称える答えをしました。福本弁護士が「宮村の説得を受けて逃げ帰ってきた人達に聞くと、宮村は強引で横柄なヤツだと言うが?」と問うとOB氏は「それは、統一教会的な見方」と反論。そして、福本弁護士が「タップを辞めた理由は何か?」と問うと、OB氏の表情が明らかに変わり始め動揺の色が見えました。
実は、OB氏は●●●●のペンネームで10冊以上の書籍を執筆、出版していて、その中に、「自身が勤めていた広告代理店のワンマン社長」として宮村のことを書いていたのです。OB氏が自著で書いた宮村像は、一言で言うと「強引で横柄で理不尽なとんでもないワンマン社長」で、OB氏がその広告代理店を辞めた理由についても、社長のあまりの理不尽さに耐えかねて、大喧嘩して会社を飛び出した、といった経緯が詳細に記されていたのです。
福本弁護士がOB氏の書籍を引用して読み上げ、OB氏に突きつけると、被告側席の面々は代理人弁護士らをはじめ凍り付いたような表情になり、OB氏もしどろもどろになりながら「書きましたよ~」「一面だけを捉えたらだめです」などと弁明。明らかに動揺し、取り繕って答弁していることが明らかに見て取れました。
この最初の時点での動揺が後を引いたのか、その後のOB氏の証言は、自分の証言に対してまで矛盾する答弁を行う場面もありました。「いつ、そんなことを言ったか」と開き直る態度に、福本弁護士から「それじゃあ、後で山口先生から尋問調書を見せてもらって確認して下さい」と言われていました。
拉致監禁の事実はなかったということを証言し続けたOB氏の口から、「親が出してくれなかった」という言葉が発せられたときは、OB氏の動揺が半端なものではなかったことを感じさせられました。
さらに福本弁護士に矛盾点を指摘されても、何が矛盾しているのか自分でも理解できないといったことが何回か見られ、特に福本弁護士が、OB氏の妹の手記を引用しながら、第1回目の「保護」の時は偽装脱会で逃れることができたのに対し、第2回目の「保護」の時は何故偽装脱会しても逃れることができなかったのかと追及したのに対し、答えに窮したOB氏は、正面からは答えず、当時OB氏の家族がいかに深い愛情でOB氏を救おうとしていたかを涙ながらに証言し始め、一時、続けて尋問しようとする福本弁護士の言葉も耳に入らない状況を呈しました。
その様子を傍から見ていると、自身の証言との関係でどうつじつまを合わせるか自分でも分からなくなり、いよいよ追い詰められたが、どうしようもなくなり、遂に事実や理屈ではなく「泣いて感情に訴えるしかない」、との策に出た感がしました。
804号室で原告を見た時の状況についても、自身が署名捺印した陳述書の記載とは矛盾する証言を行い、その点を福本弁護士から指摘されると「(陳述書に)そんなことを書いてあったとは知りませんでした」と発言する始末。
今回の尋問調書も、手に入り次第、当ブログで、掲載する予定です。
すでに、様々なブログで、様々な角度から記事になっているようですが、皆さんが真実を確認する方法は、尋問調書に目を通すことかと思います。
まだまだ裁判は続きます。応援よろしくお願いいたします。
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まず、原告側の証人であるMK氏(統一教会信者女性)の主尋問から始まりました。
時間は、50分間でした。
MK氏自身の2回の拉致監禁体験、原告後藤徹氏の監禁マンションにMK氏が来た時の様子、宮村が家族や元信者を指導・支配して拉致監禁をさせていることなどを、ご自身の体験と弟のMM氏の証言を交えながら話しました。
主尋問でのひとつ印象的な場面は、福本弁護士が「弟のMさんが、あなたに対する保護説得なるものは被告宮村指導による拉致監禁であったという内容の陳述書を書いているのですが・・・」との質問をした時に、山口広弁護士がいきり立って「異議あり!そんなこと書いてないでしょ!」と叫んだシーンでした。福本弁護士がMM氏の陳述書を見せながら説明をすると、まさに、福本弁護士が発言した通りの内容が書いてあったため、山口弁護士は沈黙せざるをえなくなりました。
また、MK氏の場合、偽装脱会ではなく統一教会を完全に離れた立場で宮村一派と接していたので、強制説得により価値観が崩壊してしまった元信者がカリスマ性を帯びた宮村に依存せざるを得なくなること、その結果として宮村とその取り巻き女性元信者達が醸し出す異様な雰囲気の話は、説得力がありました。
続いて反対尋問です。
予定時間は、1時間45分。
トップバッターは、宮村代理人 木村壮弁護士(山口広と同じ事務所の30代の弁護士)。MK氏が原告の尋問を傍聴していたことに関して「誰の指示で」「統一教会HPに報告記事を載せることが傍聴の目的だったのでは?」等の質問。MK氏が統一教会の指示で傍聴したと誘導したかったようだが空振り。その後、宮村の指示で家族や元信者が動いていたとの証言を崩そうとして様々な角度から質問するも、崩すことはできませんでした。
2番手は、山口広弁護士。MK氏の経歴に関する質問が続き、特に以下の2点を執拗に質問。
①紀藤正樹弁護士が代理人を務めた婚姻無効訴訟が決着した時期。
②MK氏が韓国語で書いた婚姻無効訴訟に提出した陳述書。
①の質問のねらいは、陳述書との矛盾を突くためで、②はMK氏が「記憶にない」と答えました。
お昼の1時間の休憩を挟んで、引き続きMK氏に対する反対尋問。
3番手は、荻上弁護士。主にMK氏が原告の監禁マンションを訪れた際の施錠の状況や統一教会の問題点に関する質問をしました。
MK氏から統一教会が反社会的な団体との答えを言わせようと執拗に質問をしたため、福本弁護士が「自分の価値観の押しつけだ!」と発言すると、それを受け裁判長が「次の質問に移って下さい」。更に質問を継続しようとするも、福本弁護士からの叱責にあっさり断念。
また、MK氏は後藤氏の監禁マンションの玄関の施錠を見たときの様子をはっきりと証言しましたが、荻上弁護士は、MK氏からは施錠の様子が見えなかったとの結論を導き出そうとして、MK氏を立たせ、身長や施錠の位置など執拗に尋ねる場面もありました。
次の松永代理人、東麗子弁護士と中村周而弁護士がいくつかの質問をした後、山口広弁護士が午前中の反対尋問を受けて弾劾証拠を2通提出しました。MK氏の陳述書に、婚姻無効の裁判が終るまでは解放されなかったとあることと、午前中の山口広弁護士の反対尋問の時に婚姻無効の裁判自体にMK氏は直接かかわっていなかったと証言したことに対して、これを切り崩すために、急遽、取り寄せた証拠でした。
被告弁護人達は、弾劾証拠まで出してMK氏の証言をつぶそうとしましたが、肝心の原告の監禁の事実に関しては全く崩すことができませんでした。
次に、被告側の証人であるOBさん(統一教会元信者男性)の尋問です。
OBさんは、大学4年の時に統一教会に入信。1988年に第1回目の拉致監禁(OBは「話し合い」と証言)をされ、浅見定雄の説得を受けるが偽装脱会により逃走。1996年2月、第2回目の拉致監禁(OBは「話し合い」と証言)を受け荻窪のマンションで宮村の説得を受け同年6月の脱会を決意。1998年に原告がいたフラワーホーム804号室を2~3回訪れる。2001年頃、宮村が経営するタップに入社。2003年、フラワーホーム804号室のトイレに原告の兄(被告の一人)が閉じ込められた際に連絡を受け、兄を助けたと証言。とある書籍にはOB氏の妹がOB氏の救出手記を載せていて、監禁を示唆する内容が多く記載されていたため、原告側から証拠として提出されています。
原告の説得現場に訪れた被告側証人OB氏の主尋問は、山口貴士弁護士から始まり、続いて山口広弁護士、東麗子弁護士により、1時間ほど行われました。OB氏自身が”保護説得”された時には、拉致監禁でなくいつでも自由に出入りできる状態であったこと、原告の説得現場に訪れた時、監禁状態ではなかったこと、及び原告の兄がトイレに閉じ込められた際にマンションを訪れた時の原告の様子などを証言しました。また、自身に対する保護説得の際には、家族が主体となって保護したもので、宮村の役割は家族が相談してアドバイスを受ける程度だった、などと証言しました。
また、OB氏は山口広弁護士による主尋問に対し証言する中で、原告側から証拠として提出があった書籍中の、OB氏の妹が記した兄(OB氏)の救出手記部分について、記述内容がおおむね事実であることを認めました。
次に原告側の福本弁護士による反対尋問ですが、はじめに職歴を尋ね、被告宮村が経営するタップに勤めていたことを答えると、弁護士の「宮村はどんな人物か」との問に、OB氏はもちろん宮村を褒め称える答えをしました。福本弁護士が「宮村の説得を受けて逃げ帰ってきた人達に聞くと、宮村は強引で横柄なヤツだと言うが?」と問うとOB氏は「それは、統一教会的な見方」と反論。そして、福本弁護士が「タップを辞めた理由は何か?」と問うと、OB氏の表情が明らかに変わり始め動揺の色が見えました。
実は、OB氏は●●●●のペンネームで10冊以上の書籍を執筆、出版していて、その中に、「自身が勤めていた広告代理店のワンマン社長」として宮村のことを書いていたのです。OB氏が自著で書いた宮村像は、一言で言うと「強引で横柄で理不尽なとんでもないワンマン社長」で、OB氏がその広告代理店を辞めた理由についても、社長のあまりの理不尽さに耐えかねて、大喧嘩して会社を飛び出した、といった経緯が詳細に記されていたのです。
福本弁護士がOB氏の書籍を引用して読み上げ、OB氏に突きつけると、被告側席の面々は代理人弁護士らをはじめ凍り付いたような表情になり、OB氏もしどろもどろになりながら「書きましたよ~」「一面だけを捉えたらだめです」などと弁明。明らかに動揺し、取り繕って答弁していることが明らかに見て取れました。
この最初の時点での動揺が後を引いたのか、その後のOB氏の証言は、自分の証言に対してまで矛盾する答弁を行う場面もありました。「いつ、そんなことを言ったか」と開き直る態度に、福本弁護士から「それじゃあ、後で山口先生から尋問調書を見せてもらって確認して下さい」と言われていました。
拉致監禁の事実はなかったということを証言し続けたOB氏の口から、「親が出してくれなかった」という言葉が発せられたときは、OB氏の動揺が半端なものではなかったことを感じさせられました。
さらに福本弁護士に矛盾点を指摘されても、何が矛盾しているのか自分でも理解できないといったことが何回か見られ、特に福本弁護士が、OB氏の妹の手記を引用しながら、第1回目の「保護」の時は偽装脱会で逃れることができたのに対し、第2回目の「保護」の時は何故偽装脱会しても逃れることができなかったのかと追及したのに対し、答えに窮したOB氏は、正面からは答えず、当時OB氏の家族がいかに深い愛情でOB氏を救おうとしていたかを涙ながらに証言し始め、一時、続けて尋問しようとする福本弁護士の言葉も耳に入らない状況を呈しました。
その様子を傍から見ていると、自身の証言との関係でどうつじつまを合わせるか自分でも分からなくなり、いよいよ追い詰められたが、どうしようもなくなり、遂に事実や理屈ではなく「泣いて感情に訴えるしかない」、との策に出た感がしました。
804号室で原告を見た時の状況についても、自身が署名捺印した陳述書の記載とは矛盾する証言を行い、その点を福本弁護士から指摘されると「(陳述書に)そんなことを書いてあったとは知りませんでした」と発言する始末。
今回の尋問調書も、手に入り次第、当ブログで、掲載する予定です。
すでに、様々なブログで、様々な角度から記事になっているようですが、皆さんが真実を確認する方法は、尋問調書に目を通すことかと思います。
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2013-04-11(Thu)
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- 先日の証人喚問の結果は?! 「親が出してくれなかった」被告側元信者の大失言!! 【後藤裁判】
- 後藤徹さんの民事裁判ですが、 今週の月曜日に原告側(後藤さん側)MKさんと 被告側OB氏の証人尋問が行われました。 本部の公式HPには以下の通り出ています。 後藤徹氏の民事裁
- [いつも私のとなりに神さま] 2013-04-11 10:19
「見た」!!
尋問、というのは相手側の矛盾点をあぶり出すことが重要なのでしょうかねぇ。
裁判官に「より○○の言っているほうが信憑性がある」と判断してもらえればいい、ってわけですかね。
でも、私には、やはりこの裁判の核心は「監禁したのか、しなかったのか」ではないかと思えてなりません。
<MK氏は後藤氏の監禁マンションの玄関の施錠を見たときの様子をはっきりと証言しましたが、荻上弁護士は、MK氏からは施錠の様子が見えなかったとの結論を導き出そうとして、MK氏を立たせ、身長や施錠の位置など執拗に尋ねる場面もありました>
被告側にとっては「施錠の様子を見た」と証言されることが一番、まずい(まずかった)のだと思います。
後藤徹さんをはじめ、拉致監禁被害者はみな、マンションの一番奥の座敷に置かれて、常に家族から監視され、入り口付近の部屋はおろか、ドアの様子など見ることができない。下手に、許された場所(奥座敷とトイレ)以外に足を向けようものなら、脱出の意思ありとして、より厳しい監視・制限が加えられる。
だから、監禁被害者は施錠(ドア)の様子を見たくても見れない。
被告側は監禁被害者が施錠の様子を見ていないことをいいことに「監禁していない」と主張したい。ところが、MKさんが「見た」と証言。これは、痛いでしょうね。急所を突かれたような感じではないでしょうか。
第三者の素人の立場から申しますと、この「見た」証言が決定的な判断材料になるように思えます。無責任な発言ですが、あしからず。
裁判官に「より○○の言っているほうが信憑性がある」と判断してもらえればいい、ってわけですかね。
でも、私には、やはりこの裁判の核心は「監禁したのか、しなかったのか」ではないかと思えてなりません。
<MK氏は後藤氏の監禁マンションの玄関の施錠を見たときの様子をはっきりと証言しましたが、荻上弁護士は、MK氏からは施錠の様子が見えなかったとの結論を導き出そうとして、MK氏を立たせ、身長や施錠の位置など執拗に尋ねる場面もありました>
被告側にとっては「施錠の様子を見た」と証言されることが一番、まずい(まずかった)のだと思います。
後藤徹さんをはじめ、拉致監禁被害者はみな、マンションの一番奥の座敷に置かれて、常に家族から監視され、入り口付近の部屋はおろか、ドアの様子など見ることができない。下手に、許された場所(奥座敷とトイレ)以外に足を向けようものなら、脱出の意思ありとして、より厳しい監視・制限が加えられる。
だから、監禁被害者は施錠(ドア)の様子を見たくても見れない。
被告側は監禁被害者が施錠の様子を見ていないことをいいことに「監禁していない」と主張したい。ところが、MKさんが「見た」と証言。これは、痛いでしょうね。急所を突かれたような感じではないでしょうか。
第三者の素人の立場から申しますと、この「見た」証言が決定的な判断材料になるように思えます。無責任な発言ですが、あしからず。
世話人さんに感謝
詳細な傍聴記ありがとうございました。
傍聴に行かなくても、法廷の様子がよくわかりました。
ものすごく驚いたのは、次の記述でした。
主尋問でのひとつ印象的な場面は、福本弁護士が「弟のMさんが、あなたに対する保護説得なるものは被告宮村指導による拉致監禁であったという内容の陳述書を書いているのですが・・・」との質問をした時に、山口広弁護士がいきり立って「異議あり!そんなこと書いてないでしょ!」と叫んだシーンでした。福本弁護士がMM氏の陳述書を見せながら説明をすると、まさに、福本弁護士が発言した通りの内容が書いてあったため、山口弁護士は沈黙せざるをえなくなりました。
山口広弁護士が原告側の陳述書をきちんと読んでいなかったとは!まさに職務怠慢。あの山口さんがねえ・・・ほんとうに驚きました。
傍聴に行かなくても、法廷の様子がよくわかりました。
ものすごく驚いたのは、次の記述でした。
主尋問でのひとつ印象的な場面は、福本弁護士が「弟のMさんが、あなたに対する保護説得なるものは被告宮村指導による拉致監禁であったという内容の陳述書を書いているのですが・・・」との質問をした時に、山口広弁護士がいきり立って「異議あり!そんなこと書いてないでしょ!」と叫んだシーンでした。福本弁護士がMM氏の陳述書を見せながら説明をすると、まさに、福本弁護士が発言した通りの内容が書いてあったため、山口弁護士は沈黙せざるをえなくなりました。
山口広弁護士が原告側の陳述書をきちんと読んでいなかったとは!まさに職務怠慢。あの山口さんがねえ・・・ほんとうに驚きました。
山口さんちの広くん♪
山口さんちの広くん♪
この頃少し変よ♪
どうしたの~か~な~♪
裁判でみ言葉語ったり♪
陳述書読んでなかったり♪
原告に反論されまくり♪
ショボン♪
つまんないな~♪
この頃少し変よ♪
どうしたの~か~な~♪
裁判でみ言葉語ったり♪
陳述書読んでなかったり♪
原告に反論されまくり♪
ショボン♪
つまんないな~♪
イヤ~な予感
<第2回目の「保護」の時は何故偽装脱会しても逃れることができなかったのかと追及したのに対し、答えに窮したOB氏は、正面からは答えず、当時OB氏の家族がいかに深い愛情でOB氏を救おうとしていたかを涙ながらに証言し始め>
「家族の愛情」…。
この裁判、拉致監禁の事実は認められそうな気がしますが、子供を救いたいという親の愛情から行われたことで、同情の余地がある、って感じで、軽い損害賠償で終わるのではないか、という気がします。
そして、なんとしても宮村先生は守らなければならない、という元信者たち(後藤兄、妹含む)がウソを貫き通し、宮村、松永らの共謀(指示)については証拠不十分で無罪、って感じになるような、イヤ~な予感がします。
そして、世間もアンチ統一教会意識がまさり、これまで行われてきた4千件を超える拉致監禁という人権侵害行為に鉄槌を下す、という感じにはならないような気がします。
家族をそそのかして重大な人権侵害行為(憲法違反行為)を犯した宮村、松永。そして、それを鉄壁のガードで守り、間接的に拉致監禁を助長し金銭的な利益を得てきた山口、紀藤、有田ら。
トカゲのしっぽ切りのように、後藤兄、妹だけに損害賠償を負わせて、宮村、有田らが無傷で生き延びる、っということになりやしないか。これだけはなんとしても避けたい。許せない。
とても、難しい裁判だとは思いますが、宮村の主導、山口、有田らの関わりを浮き彫りにして、断罪する、というところまで持って行って欲しい。心から、そう願います。
「家族の愛情」…。
この裁判、拉致監禁の事実は認められそうな気がしますが、子供を救いたいという親の愛情から行われたことで、同情の余地がある、って感じで、軽い損害賠償で終わるのではないか、という気がします。
そして、なんとしても宮村先生は守らなければならない、という元信者たち(後藤兄、妹含む)がウソを貫き通し、宮村、松永らの共謀(指示)については証拠不十分で無罪、って感じになるような、イヤ~な予感がします。
そして、世間もアンチ統一教会意識がまさり、これまで行われてきた4千件を超える拉致監禁という人権侵害行為に鉄槌を下す、という感じにはならないような気がします。
家族をそそのかして重大な人権侵害行為(憲法違反行為)を犯した宮村、松永。そして、それを鉄壁のガードで守り、間接的に拉致監禁を助長し金銭的な利益を得てきた山口、紀藤、有田ら。
トカゲのしっぽ切りのように、後藤兄、妹だけに損害賠償を負わせて、宮村、有田らが無傷で生き延びる、っということになりやしないか。これだけはなんとしても避けたい。許せない。
とても、難しい裁判だとは思いますが、宮村の主導、山口、有田らの関わりを浮き彫りにして、断罪する、というところまで持って行って欲しい。心から、そう願います。
強制収容を親の愛という、バカモノー。子供を何だと心得ていらっしゃるか?説得、強弁するのは第三者のアカの他人。高額報酬+免責付で。そんなのの言うことを信用できますか。
政府にも教会員にも無関心を装われている?(違うという方には失礼致します)この闘いですが、真実があるところに勝利あり、でしょう。地味に、誇り高い歴史的な闘いで、注目せざるを得ません。汚なコメントが無いのも凄いが、そんな貴重な記録を残している裁判記録ブログは本当に凄い。
政府にも教会員にも無関心を装われている?(違うという方には失礼致します)この闘いですが、真実があるところに勝利あり、でしょう。地味に、誇り高い歴史的な闘いで、注目せざるを得ません。汚なコメントが無いのも凄いが、そんな貴重な記録を残している裁判記録ブログは本当に凄い。
親の愛?
少なくとも
後藤さんへの仕打ちは
あいなんかじゃありません。自分は
曲がったのに
曲がらない弟をいじめ抜いたんだ。
食事制裁!
あれがいじめでなくてなんなんだ。
後藤さんへの仕打ちは
あいなんかじゃありません。自分は
曲がったのに
曲がらない弟をいじめ抜いたんだ。
食事制裁!
あれがいじめでなくてなんなんだ。
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