松永牧師の直筆監禁マニュアルを大解剖!!!
読者の方から、是非、監禁マニュアルを詳しく解説してほしいというご要望をいただいた。
先回の記事では、松永牧師の直筆であることの説明や、後藤氏の監禁事件との接点を中心にした書面となっていたので、今回は、監禁マニュアルそのものを解説してみたい・・・
(赤字は管理人による)
子の救出に関して
1. 本人の願うことをしていくならば必ず出てくる。
化粧品を買う いざ説得の時のために資料を用意する
ビデオセンターに通う
講演会に出席する。
信者の親が、信者の警戒心を解くために、教会のイベントに参加するとなど、教会に対して理解を示すようなふりをする例は多く見られる。当ブログで紹介したMK氏も2度目の監禁前に、母親がわざわざ海を渡って異国の地まで統一教会の修練会に参加している。
MK氏の陳述書によればこうだ。
“1993年2月,韓国で所帯を持つ準備をするために渡韓しました。またこの頃入籍しました。渡韓後,夫を紹介するため両親に韓国まで来て貰ったり,韓国で開催された日本人向けの修練会(泊まりがけの勉強会)に母親に参加して貰ったりしたこともありました。ところが,後日母親から聞かされたところでは,どちらも宮村に相談し,宮村から,私の警戒を解くために韓国に行ったらいいとアドバイスを受けたために,本当は行きたくないところを無理に韓国に行ったということでした。”
2. 家か親戚の家で一論争し、ひとあばれさせる
そして、逃げられないという自覚をさせる
そのためには6人くらいの大人が必要である
統一協会の活動について
説明させたり、しかし、私は納得できない→場所を変えて話し合おう
その時電話をさせない。電話のない部屋で話し合う。
3. 献身者の場合
協会関係者が家のまわりを張り込んでいるケースが多い。
移動するときは注意を要する。
どこに連れていかれるか、調べる
車に乗せる前の話し合い
1. 人と場の設定
①電話に注意
必ず報・連・相をして指示を受ける
信者に電話でもかけられようものなら、教会の指導者(アベル)に報告し、指示を仰ぐだろうから気をつけようということ。信者が携帯電話を所持して行った場合は、取られてしまう。
②逃げる
トイレ
移送中、信者がトイレに行きたいといった場合、それを機に逃げる恐れがあるので気をつけろといってるわけだ。後藤徹氏は新潟に移送されるとき車内で携帯トイレで用を足すという屈辱を味わったが、その理由はここに記されている通り、トイレに行かせたら逃げられる可能性があるからだ。後藤氏の兄の陳述書には"徹が携帯トイレでは嫌だとか,普通のトイレに行きたいと言ったりしませんでした。"とあるがリアリティーなさすぎ。高齢のお父さんのために携帯トイレを携帯してたなんて言い訳は通じませんよ~!!!
③人数は5~6人 男が4~5人
信者が逃げそうになったときのためにやっぱり男手は必要ってことですね!!!!
④1時間くらい
家族として納得できない。
少し時間をかけて話し合う。
場所を変えて→移動
⑤警察(110)が入ると信教の自由を盾に逃げる。
ここの部分はおそらく警察が介入すると、信教の自由を盾に、信者に逃げられてしまうから注意しろということを言いたいのだと思う。ただし、警察が介入して、拘束状態から自由になった例は実際にはあまりない。警察も監禁者に同調し、協力的になってしまうのである。全国拉致監禁・強制改宗被害者の会のHPに掲載されている小林宗一郎氏の陳述書にも同氏がまさに拉致され連れ去られようとしているとき、対応した警察官が親に圧倒されて立ち去ってしまう様子が記されている。
⑥とにかく時間をかけて話し合おう。
親を説得しなさい。
家族との話し合い
1. 1晩ないし2晩は家族で話し合う
本人はほとんどウソを言うが、後のためによく聞いておく。
(1)どうして原理に入ったのか。
F・Fでしたら誰を通じてか*F・Fとは知人・友人などからの伝道
街頭でしたら 月 日 どこで
(2)どんなことをしていたのか
男女美のセールス*男女美とは統一教会系の化粧品ブランド
ビデオセンターのトーカー
しかし殆どは経済活動である
(3)将来 どうなるのか。
生活はどうするのか?
結婚は
老後は
国民年金は
国民健保は
(4)統一協会がやっていることが正しいと言える理由
1.霊感商法被害弁連は共産党
2.朝日新聞も共産党
平気で「ウソをつき」「だます」団体である。
・・・どのようなウソ・・・セミナー出席の理由
両親に対して
1. 説得者の許可なく外出はしない。
あれ~説得者の許可、つまり松永先生の許可がないと信者の親は外出はできないんですか~。ずいぶんと細かいご指導で・・・・。っていうか信者の親に対しても強大な権限をもってたってことですかね~。松永先生はご自分の陳述書のなかで
”私は「聖書の教え」と「心の対応について」だけは,語っています。それは,あくまでも心の対応です。ましては徹さんの陳述書や他の方の陳述書にあるような具体的な指導などはありえないことです”
なんておっしゃっていましたが、信者の親の外出までも可否までも松永先生が決めてたんですね。これって「心の対応」でなくて、具体的なご指導ですよね~
2. (1)のことは絶対に本人に言わない。
これって、松永先生の許可がないと外出できない、つまり解放されないということを信者本人には内緒にするってことですよね。ずるくないですか~ 私は「心の対応」しかしてませんよって逃げるつもりですか~
3. 親の目から見て、まだ信用できない、ということにする。
<ウソつきの団体であることをよく記憶しておく事>
4. 戸の外に協会の車が待っていることを覚悟しなければならない
5. 最初の一週間位は、4人を準備する
その後は3人準備する
本人が脱会宣言を電話でし、荷物の引き上げを終了したら、
2人でも良い。
それでも、説得者の許可なく、外出はさせない。
必ず逃げるから。
6. 外出する時があったら、二人以上で、本人の前には歩かない。
必ず、本人を視野に入れて歩く。
説得中
1.外部との関係をシャットアウトする
少しでも協会関係者が近くにいることがわかると本人は、耳を傾けなくなり
自信をとりもどす。
<絶対に逃げられないのだという意識がない限り聞こうとはしない。>
それで4人~6人でとり囲む必要があるのです。
2.ベランダなどに出ようとしたら注意をする
外出の様子を見るから注意を要する
監禁されている信者がベランダから転落して重傷を負ったケースや、ベランダから電柱を伝って逃げたケースがある。ただ、ほとんどのケースでベランダは開閉ができないようになっている。また監禁マンションは逃げられないように高層階になっていることが多い。後藤氏の監禁されていたマンションは8Fだった。
3.親の権威をもってつぎのことは制止する
①外に出してくれ・・話を聞け それは信用できない
②話したくない・・私がお願いしてきてもらったのだ
話を聞きたくないならいつまでもこの状態が続く
・・原理なら話して、みんなにしってもらったらいいではないか
・・そんなに自信がないならきいたらどうか・・恐いんだろう!!
③断食・・・・・・・・どうぞどうぞ断食してください
動けなくなったら逃げられないぞ
④
4.24時間・・・・・誰かが起きていること
判定基準・・・以上をクリアにして、外出は許される
1.手記を書く ①誠実な態度か
②固有名詞が出ているか
③霊の子 授けた被害者の名があるか
④救済しなければならないという意識が見られるか
あれ~松永先生は、陳述書のなかで
“私は、信者が手記を書くことはその心の整理の手助けになると考えており、徹さんに限らず、脱会した信者に手記を書くことを勧めることはありました。原告陳述書13頁にあるように「手記を書くよう指示」したことなどありません。あくまで徹さんの心の整理のために書くものですから、書いても、書かなくても徹さんの自由です。結局、徹さんは自分で手記を書き、家族に見せたと聞きました。私は、その後手記を家族から見せていただいたと思います。”
なんておっしゃってたけど、嘘だったんだ~。手記には、4つのチェックポイントがあってクリアしないと外出できない、つまり監禁が解かれないって事ですね。
ちなみに③の霊の子とは伝道された人のこと。霊の子に対し、伝道した人は霊の親。
2.自分の霊の子の救出に熱心になるか
3.被害者のことについて話し出すか
4.キリストの名によって祈るか
5.表情が明るくよく話すようになるか
6.家族、両親に誠意をもって謝るか
7.ホーム生活をしている人の救出に申し出るか
8.酒を平気で飲むか
監禁が解かれるためにはこれだけのチェックポイントをクリアしなければならない。後藤徹氏が脱会の意思表示をしても監禁を解かれなかったのは、松永牧師のチェックに引っかかってしまったのだろう
(最終ページの図は省略 )
トラックバック
中国共産党の思想改造と同じ
詳細は省きますが、何から何まで同じなのです。
反共の牧師が中国共産党と同じことをやっている。 強制脱会者たちは「逆洗脳をしている」と言われるのを嫌がります。少しは自覚があるのかもしれませんね。
コメントの投稿