第9回口頭弁論の報告-原告側からの提出された反論困難な証拠の数々に被告陣営は時間稼ぎか???証人決定も証拠調べも大幅に延期
7月24日 午後1:30より開廷の第9回口頭弁論は、当初、証人が決まるということで、傍聴希望者が多数集まるかと思いきや、そうでもなく、63人でした。当選確率は3分の2でした。
出廷者ですが、本日は今までとは違う変化が2つありました。
ひとつは、被告松永牧師の代理人の中村周而弁護士が初めて出廷したこと。
二つ目は、被告の1人である後藤徹氏の兄が初めて欠席したことです。
察するに、今回、中村弁護士が新潟からわざわざ上京したのは(いつもは、法廷は東京に事務所がある東麗子弁護士に任せていた)、今回、松永牧師拉致監禁関与に関する重要な証拠が原告側から提出されたことに対して、いかに反論するかの打ち合わせを東弁護士と行う必要に迫られたためと思われます(これまでは、メールや電話で済んでいたかも)。
後藤徹氏の兄が今回初めて欠席したのは(過去8回は皆勤でした)、たまたま仕事が忙しかったのか・・・もしかすると、今回の反論困難な重い証拠群に打ちのめされ、出廷できないほどのショックを受けたか!?まあ、そんなにヤワではないとは思いますが(兄嫁さんと妹さんはいつものように出廷していましたから)。
さて、提出された証拠書面の確認の後、被告側から出された証人認否(証言台に立つ証人を決定すること)延長のお願いを判事が受け入れ、次回の法廷の日程調整に入りました。
結果として、次回は、10月9日(火)午前11時、次々回は、11月20日(火)午前11時(どちらも709号法廷)と期日決定しました。
次々回まで期日が延期されたのは、次の理由からです。
今回、被告代理人が主張したのは、「原告側から提出された一心病院他医療関係の資料を精査して、医師による意見書を提出したい」ということです。続けて「忙しい医師にカルテ類を精査してもらい意見書を書いてもらうには、やはり時間がかかってしまう。それに夏休みもある。よって2ヶ月間は欲しい。」と言う。というわけで、2ヶ月後の10月9日となりました。また、それに対し、原告側も被告側の医師による意見書に対して反論するための時間が必要、ということで、11月20日となりました。
このように、被告側は、あくまでも医療関係の意見書を提出する必要性を訴えました。それは、弁護士でなく、医師が作成するので、せかすわけのもいかないので2ヶ月欲しいと。
一方、被告側が何か指摘するのではと思われた重要証拠群には微塵も触れず、一言居士の山口広先生までもが、いつものように何か発言するかと思いきや、今日は何も言われずじまいでした。
これは、おそらく、原告側から提出した証拠群に反論するための時間稼ぎではないかと。前もってそのように、代理人弁護士同士で打ち合わせたのでは。
それが証拠に、いつもは、何かしら発言する松永代理人の東麗子弁護士は、厳しい表情のまま一言も発しませんでしたし、わざわざ新潟から上京した中村弁護士も何も言わず、前列に座った二人の山口弁護士にお任せ、といった感じでした。
というわけで今後も更なる書面でのやり取りが続くこととなりました。証人決定も延期ということです。
付記:被告宮村氏は相変わらずふてぶてしい態度と表情で、はじめは傍聴席に、時間が来ると被告席に(被告の内、宮村氏だけは毎回決まってこの行動パターン)座っていました。
ここで、読者の皆さんは、「反論困難な重い証拠群」というところが気になったと思いますが、順次、当ブログで紹介していくつもりですので、乞うご期待!!!!
この夏は、このブログも熱くなりそうです。
出廷者ですが、本日は今までとは違う変化が2つありました。
ひとつは、被告松永牧師の代理人の中村周而弁護士が初めて出廷したこと。
二つ目は、被告の1人である後藤徹氏の兄が初めて欠席したことです。
察するに、今回、中村弁護士が新潟からわざわざ上京したのは(いつもは、法廷は東京に事務所がある東麗子弁護士に任せていた)、今回、松永牧師拉致監禁関与に関する重要な証拠が原告側から提出されたことに対して、いかに反論するかの打ち合わせを東弁護士と行う必要に迫られたためと思われます(これまでは、メールや電話で済んでいたかも)。
後藤徹氏の兄が今回初めて欠席したのは(過去8回は皆勤でした)、たまたま仕事が忙しかったのか・・・もしかすると、今回の反論困難な重い証拠群に打ちのめされ、出廷できないほどのショックを受けたか!?まあ、そんなにヤワではないとは思いますが(兄嫁さんと妹さんはいつものように出廷していましたから)。
さて、提出された証拠書面の確認の後、被告側から出された証人認否(証言台に立つ証人を決定すること)延長のお願いを判事が受け入れ、次回の法廷の日程調整に入りました。
結果として、次回は、10月9日(火)午前11時、次々回は、11月20日(火)午前11時(どちらも709号法廷)と期日決定しました。
次々回まで期日が延期されたのは、次の理由からです。
今回、被告代理人が主張したのは、「原告側から提出された一心病院他医療関係の資料を精査して、医師による意見書を提出したい」ということです。続けて「忙しい医師にカルテ類を精査してもらい意見書を書いてもらうには、やはり時間がかかってしまう。それに夏休みもある。よって2ヶ月間は欲しい。」と言う。というわけで、2ヶ月後の10月9日となりました。また、それに対し、原告側も被告側の医師による意見書に対して反論するための時間が必要、ということで、11月20日となりました。
このように、被告側は、あくまでも医療関係の意見書を提出する必要性を訴えました。それは、弁護士でなく、医師が作成するので、せかすわけのもいかないので2ヶ月欲しいと。
一方、被告側が何か指摘するのではと思われた重要証拠群には微塵も触れず、一言居士の山口広先生までもが、いつものように何か発言するかと思いきや、今日は何も言われずじまいでした。
これは、おそらく、原告側から提出した証拠群に反論するための時間稼ぎではないかと。前もってそのように、代理人弁護士同士で打ち合わせたのでは。
それが証拠に、いつもは、何かしら発言する松永代理人の東麗子弁護士は、厳しい表情のまま一言も発しませんでしたし、わざわざ新潟から上京した中村弁護士も何も言わず、前列に座った二人の山口弁護士にお任せ、といった感じでした。
というわけで今後も更なる書面でのやり取りが続くこととなりました。証人決定も延期ということです。
付記:被告宮村氏は相変わらずふてぶてしい態度と表情で、はじめは傍聴席に、時間が来ると被告席に(被告の内、宮村氏だけは毎回決まってこの行動パターン)座っていました。
ここで、読者の皆さんは、「反論困難な重い証拠群」というところが気になったと思いますが、順次、当ブログで紹介していくつもりですので、乞うご期待!!!!
この夏は、このブログも熱くなりそうです。
2012-07-25(Wed)
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持久戦
いつも、裁判の傍聴・取材をしてくださり、貴重な情報をアップしてくださって、ありがとうございます。心から、感謝いたします。
それにしても、裁判というのは、チンタラチンタラして、なかなか前に進まないものなんですね。
被告サイドとしては、原告の金銭的・精神的持久力を消耗させ、事件そのものの風化を待ちたいところでしょうから、「被告陣営は時間稼ぎか???」の見出しは、あながち外れていないと思います。
<反論困難な重い証拠群に打ちのめされ、出廷できないほどのショックを受けたか!?>
この証拠群というのは、もちろん、これまで読ませていただいた陳述書や反論書などとは別のものですよね。すでにアップされている陳述書でも、十分インパクトがありましたが…。
密室で行われた犯行ゆえに、証拠を集めるのはさぞかし困難を極めるでしょうが、真実が持つパワーは強烈ですから、ぐうの音もでないよう徹底的に論駁していただきたいと思います。
後藤さんや福本弁護士、そしてこのブログのこと、精一杯、応援させていただきます。
それにしても、裁判というのは、チンタラチンタラして、なかなか前に進まないものなんですね。
被告サイドとしては、原告の金銭的・精神的持久力を消耗させ、事件そのものの風化を待ちたいところでしょうから、「被告陣営は時間稼ぎか???」の見出しは、あながち外れていないと思います。
<反論困難な重い証拠群に打ちのめされ、出廷できないほどのショックを受けたか!?>
この証拠群というのは、もちろん、これまで読ませていただいた陳述書や反論書などとは別のものですよね。すでにアップされている陳述書でも、十分インパクトがありましたが…。
密室で行われた犯行ゆえに、証拠を集めるのはさぞかし困難を極めるでしょうが、真実が持つパワーは強烈ですから、ぐうの音もでないよう徹底的に論駁していただきたいと思います。
後藤さんや福本弁護士、そしてこのブログのこと、精一杯、応援させていただきます。
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