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宮村氏答弁書(1)

宮村氏答弁書(1)

※初回アップ時の記事はそっけない答弁書そのものであったので、読者の中には何の事だかわからない部分がったことと思う。そこで新たに追加的に、必要と思われる部分に<注>をつけ、答弁書末に脚注欄を設けた。

これより宮村氏側の提出した答弁書の掲載に入る。これまで掲載した後藤氏側訴状により、本件の争点は、拉致監禁という暴力を伴う脱会説得を行った場合、どの程度の損害賠償を要するのかということが明らかになっている。原告側は約2億円を提示している。

これに対して、被告側が答弁するとすれば、内容は拉致監禁を認めるか否かが焦点になるであろう。拉致監禁は否認することは想定されるが、本訴訟はこの点に関してのみ議論されるべきである。間違っても、他の社会的要因へのすり替えにより、拉致監禁という基本的人権が侵害された行為についての焦点がぼかされるようなことがあってはならないのである。

宮村
被告宮村峻氏(左)

ところがここに面白い記事がある。「やや日刊カルト新聞」の「統一協会“反拉致監禁キャンペーン”後藤事件で第1回弁論」と題する記事がそれである。この記事の最後の部分に以下のくだりがある。
「 ただし被告らの代理人の一人は、本紙の取材に対して『私たち統一協会問題に取り組む弁護士にとって最も重要なのはUCの違法行為の被害者の被害回復と違法認定です』と語る。」

ライターの質問が書かれていないが、前後の文脈からして、この裁判に関する関連質問であると思われるので、「この裁判のポイントを教えてください」とか、「今後どのような姿勢で臨まれますか」というような質問ではなかったかと推定される。これに対する回答が、カッコ書きの部分であったとすれば、被告側は明らかに、裁判の争点をすり替えようとしている。つまり後藤氏に対する拉致監禁という暴力行為があったという後藤氏側の提訴の要旨から、まったく関係のない他の社会的要因に論点をすり替える主張を展開することを予感させる被告側弁護人のコメントである。この点に留意しながら宮村氏サイドの答弁書を読むと、被告人サイドの人権感覚が明らかになってくると思われる。

宮村氏の答弁書はかなり長い。一度に掲載すると、膨大な量になるので、五回に分け掲載することとする。各回の文章の答弁書内での位置を分かりやすくするため、各回の冒頭に目次を置くこととし、今回掲載部分を青字で表示することとする。また、読者のご理解に供するため、適宜<注>を挿入し、脚注欄で説明する。前置きが長くなったが、以下、宮村氏の答弁書を掲載する。

宮村氏答弁書の構成 
第1 請求の趣旨に対する答弁
第2 請求の原因に対する認否
第3 被告宮村の主張

統一協会の責任を認めた判決の概要
 1 福岡地方裁判所平成6年5月27日判決~1 4 (1)新潟地方裁判所平成14年10月28日判決
 15 大阪高裁平成15年5月21日判決~21 福岡地方裁判所平成22年3月11日判決
統一協会信者に対する刑事手続事例
 1.監禁致死外 大阪地方裁判所~20.特商法違反 2007 (平成19)年10月から12月
 21.特商法違反 2008(平成20)年2月12、15日~32.特商法違反 2010(平成22)年7月1日

青印が今回アップしたもの



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2011-04-11(Mon)
 
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拉致監禁被害者後藤徹氏の裁判を支援する会
世話人:宿谷麻子 <2012年10月15日逝去>
(強制脱会者)
世話人:koyomi
(強制脱会者)
世話人:小川寿夫
(自主脱会者)
世話人:yama
(強制脱会説得体験者。教会員)

連絡先:gotosaiban-contactus@yahoo.co.jp

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